和泉節分祭 (前編) 藤原 公開日: 2021年1月31日 カテゴリー: あすをり、ブログ 毎日寒い日が続いています。先日もうっすら雪化粧。 そんな中でも梅の花も咲き始め、春はすぐそこまできているようです。今年は立春が2月3日なので節分が2月2日、これは1897年(明治30年)以来124年ぶりのことだそうです。和泉ではこの節分の時期になると、地域伝統行事の「和泉節分祭」に向けて町会を中心に各団体が連絡を取り合い、多世代交流が盛んになります。ただ、今年は新型コロナの感染症対策で緊急事態宣言が出ているので中止、大変残念です。節分については諸説ありますが、季節の変わり目に邪気、いわゆる鬼や魔物などを追い払う儀式として節分祭が行われてきたそうです。 今年こそ疫病退散の願いを込めて!、、あ、でも集まれませんから、このブログで今までの和泉節分祭を振り返りながら、ひとりWEB開催します。(よかったらご一緒に!)この地域では長い間、和泉第3町会を中心に和泉小学校の鮮やかな緑の芝生の校庭で、節分祭が行われてきました。杉並和泉学園が開校してからは、小アリーナでの開催です。準備は実施の数ヶ月前から地域の各町会や方南・和泉の青少年育成委員、PTA、和泉親児の会、そして当日の会場となる杉並和泉学園からは副学園長と、各会関係者が子ども・子育てプラザ和泉(旧児童館)に一堂に集まり、打ち合わせを重ねます。安全に楽しく、地域の行事が催されるように丁寧に議論を重ねて段取りを組み、それぞれの役割と具体的な持ち場などが決まっていきます。そして当日。設営関係者は朝9時に学校集合、第3町会のリードでご挨拶から始まり会場設営へ。 杉並和泉学園の小アリーナが紅白の幕に包まれ整うと、和泉親児の会はダンスの練習です。 家庭科室では、町会の女性や杉並和泉学園のPTA、行事係が中心となって白玉入りのお汁粉作り。節分祭は、日頃学校施設を使わない地域の方も大勢来場されるので、バギー置き場など乳幼児を連れた方々にも配慮したり、受付は入念の打合せ。また、来場者に町会の取り組みを知ってもらうべく、お汁粉コーナーに各町会紹介のブースも開設。またPTA役員有志はゲームコーナーの準備をしたり、それぞれの団体が子どもたちに楽しんでもらおうと大忙しです。理科室では和泉親児の会のメンバーがドーランを塗り始め、ダンスの振り付け確認をしたり、風船を膨らませたり、鬼のアトラクションの支度に取り掛かります。日頃、仕事や家事、子育てに忙しい大人のおやじ達、この時ばかりは童心に返ったかのような会話が理科室で繰り広げられ、なんとも楽しい時間です。 後編へつづく…